ポスト
実は福沢諭吉が言ったのは 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずというが、実際には賢者と愚者、富豪と貧民、高い身分と低い身分、というように雲泥の差があります。 それは勉強しているかどうかの違いです。 だから頑張って勉強しましょう。」 というエグいメリトクラシーなんですよね
メニューを開くもうさんざん言い古されたことだが、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云へり」と言った人が作った学校が「人は人の上に人を造り人の下に人を造る」を体現してるのはやっぱり皮肉としか言いようがない。
みんなのコメント
捉え方の問題のような気がするけど、 諭吉大先生が言いたかったのは、 「早く知識を得て、西欧列強に追いつかないと、日本人が奴隷にされる。国内で争っている場合ではない」 じゃないかな? 実際に、幕府側も、新政府側も、話の分かる奴は戦を辞めている。
明治期のメリトクラシーは世襲貴族に代わるエリート創出に必要だった。仏革命など見てもそう 福澤は経済的に恵まれない者にも教育の機会を与えようとしていたし、それまでの封建的身分制を生きてきた人達にとって「能力次第でどこまでも栄達可能」というのが如何に平等公正だったかは想像に難くない
これからは努力次第でどこまでも出世できるんだ、ていう青雲の志はいいんだけど、その反動で過剰な自己責任論に陥ってるんだよな福沢は。 『学問のすゝめ』には、一揆を起こすのは百姓が馬鹿だからみたいなこと平気で書いてるし、社会政策の概念がない。貧困はすべて本人の不勉強のせいという理屈。
その言葉の続き👇 されば天より人を生ずるには、万人は万人皆同じ位にして、生れながら貴賎上下の差別なく、万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずして各々安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり。