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「くっくっ…我輩吸血鬼じゃから♪」 理由になっているようないないような曖昧な返事をしてゆっくりとこちらに歩みよってくる。窓から零れる淡い月明かりを浴びている彼を見ると、まるで童話に出てくる芸術品にさえ思えてくる。暗闇に溶け込んでしまいそうな髪に心まで見透かす赤い瞳。彼を形づくる

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さざなみ@zabuuuunzabun

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全てが人間離れしていて…たとえどんなに仲を深めようと軽口を叩きあえるほどになろうと臆してしまうのだろう。 いつの間にか手荷物は先輩の肩に掛けられていて目線だけを優しく向け帰りを促されていた。見惚れられるのに慣れているのだろうか?傍から見たら間抜けな顔をしている私なんて気にせず

さざなみ@zabuuuunzabun

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