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消える所すら見てないから呼んでも来ないし探してもどこにもいないしでディハム王の心労よ カムカタが目を離せんかったろうな ｸﾙﾙ……って鳴き声すらも人のものじゃないけれど涙をしとしと流しながらディハムさんをずぶ濡れにさせてすりついてんだぁ 暫くは湖から顔覗かせてるよ→
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実は私も話を思いついた時からそうなるのではと思ってた。 人魚姫のような話。 湖から龍が消えて、岸から少女がゆっくり這ってくる。 真っ黒な髪と白い肌をして、二本の綺麗な足を携えた篠の姿の沈女。 「ディハム…」って名前を呼ぶんだろうなぁって。
