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『犬が星見たーロシア旅行』武田百合子(中公文庫p.229) 夫の泰淳氏、その友人の竹内好氏と3人で参加したツアーの旅行記。百合子さんの本といえば、『富士日記』に克明に記録された毎日の食事が印象的です。本書にもメニューは頻繁に登場するけれど、そこはやはり旅、人を観察する筆が冴えている。 pic.twitter.com/eYMuorDzza
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これは、レニングラード(現在はサンクトペテルブルク)のプーシキンの家を訪ねたときの場面で、薄暗い夫人の部屋に入ると、部屋番のようなおばあさんが近づいてきて、小卓に置かれた女性の肖像に灯りを向けて、よく見るように促されるところ。