ロシア兵尋問の通訳を命じられたあおい輝彦さんの「当然であります！」というセリフと、天皇陛下に戦果の報告をしている最中に泣き崩れる仲代達矢さんの演技がものすごく印象に残っています。

三一十先生、失礼します。 残酷で壮絶な映画でした。 太平洋戦争に至った背景にある日露戦争と二百三高地戦の勝利、乃木希典信奉の美談を、映画的な多角的視点だったとはいえ否定した意味は大きかったと思います。 観た人への「勝ち戦」である日露戦争への認識を変えた作品だと思います。

子供の頃映画館で観ました。 たしかインターミッションのある初めての映画鑑賞だったと記憶しています。

これは映画だ、と わかっていても涙を禁じ得ない 超大作だと思います。 劇中、流れるさだまさしの曲も 激戦の中故郷を想う兵士たちの 心情をよく表していて 名曲中の名曲だと思います。