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先日イスタンブールを出た。久しぶりの夜行列車は空いており、4人コンパートメントを独占する。午前2時の国境検問でブルガリアに入国。ソフィアまで直行便のはずが、国境直後から電車2本、バス1本、最後にまた電車と乗り換え、数少ない乗客で協力しながら都を目指す。ついにヨーロッパに入った。

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陸路での旅は、バスであれ列車であれ、夜中でも国境で叩き起こされるので「いつの間にか越えていた」がない。自転車や徒歩であればなおさら、大地に引かれる境界線と、それに応じてあからさまに変容する人間の生き方を体感する。時にグラデーションであり、時にはっきりした文化の線がそこに見える。

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