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(3) 谷垣首相に対する得体の知れない不信感を生み出した。また、谷垣首相らの政策集団「宏池会」は政争に弱く、施行する政策も保守派らとの政争の末、朝令暮改で取り下げることもしばしばあった。例えば規制緩和を謳いながら実態は縦割りを拡大するなどである。このような宏池会の既存体制の打破に臣民
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(4) は「公家集団」だと評し、構造改革を天皇に上奏する保守派・平等を強調する社会主義者・既存体制の打破を声高に叫ぶ革命的民族派の影響力がますます上がってきた。 楯の会政権で増長した軍部及び軍産複合体の影響力を削減するために臣民に痛みを伴う改革として谷垣は増税の提案を模索した。
