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4️⃣、というのか。あのヒョロヒョロのナンパ男は。 「自分も」 7️⃣6️⃣は人懐っこい笑顔で4️⃣にハイタッチを促す。こちらに背を向けた彼の表情はわからないし、声もほとんど聞こえない。しかしゆっくり手を上げたところを見ると、拒否したわけではなさそうだった。
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7️⃣6️⃣がハイタッチしようとした手を掴んで、4️⃣はぐいと自分の方に引き寄せた。よろけた7️⃣6️⃣を抱きとめた4️⃣が何事かを囁いたようだ。声は聞こえない。7️⃣6️⃣はみるみるうちに真っ赤となり 「こ、こんなとこでなんてこと言うんや、自分!アホか!?」 と叫ぶように言うと走り去ってしまったのだ。