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山本英史『清代知識人が語る官僚人生』東方書店 読了。 本書は黄六鴻という清初に生きた官僚を案内人として、同時代について順調な官僚人生を歩むにつき要点は何か?というものを知県という地方官の立場を中心に探って見たものであると言える(続)

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cactus2049@cactus2049

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承前)官箴書(元官僚などが著した官僚としての心得書)『福恵全書』の著者でもある黄は、その経験から得た考えを披瀝している(正確に言うと、本書でそれがナレーション風に紹介されている)。前近代中国における正統性は儒教的政治理念であったが、為政に当たっては別の原理も必要とされたのである。(続)

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