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広がっていた。 おっと流石にこれは気まずいと思いサッと曲がり角に身を潜める。見る感じ侑が告白を断ったのだろう。女子は泣きながら「なんで私じゃあかんの」と侑に詰め寄っていた。 「やから、今は部活に専念したくて」 「でも、じゃああの女子マネは!?めちゃくちゃ仲良うしてるやん!」
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「マネは関係ないやろ」 少し険悪な雰囲気が漂う中、ハァとため息をついて侑は改めて女子に向き直った。 「俺は今部活が一番大事やし、付き合うとかは考えられん。だから気持ちは有難いけど答えることは出来ん」 すまん、と頭を下げる侑に少し冷静になったのか