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老人は突然背後から声をかけられて、思わず腰を抜かしたままふり返ると、そこには先ほどの美しい女性が立っていた 「御寮はん!? 御寮はんは無事やったんですか?」 「え? ええ」 とその女性はきょとんとした表情で返事をかえす
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よく見るとその手には刀が納められており、この惨状を作ったのは彼女だったようだ 「あら、それは私の……?」 と彼女は老人が持っている自分の履物に目をつける 「私の草履をなぜこんなところまで?」 「ヒエッ。こっ、この草履にっ血痕みたいなものがあったもんやから、きっ、気になってもうて」