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「中食(ちゅうじき)」でもてなします。むろん、酒肴がつきます。はじめは遠慮がちに箸をとりますが、酒が回ると、遠慮もかなぐり捨ててしまいます。武士といえども、天下太平の江戸時代は一介のサラリーマン。酒肴に満足すれば頬もゆるみ、不満だと渋い顔を見せます。その結果によっては、
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一度査定したはずの石盛(こくもり)を「修正」してくれます。杖突の酔はれた所盛直(もりなお)しという川柳があります。「杖突」とは検地役人を、「盛直し」とは査定の修正を指します。まさに江戸時代の役人像を的確にとらえています。