ポスト

『虐殺器官』伊藤計劃 慣れていない雰囲気の語りや台詞の言い回しだったので戸惑いはあったものの、リアルとSFがいい感じに融合されていて面白かった。現金払い減少の話や「こぼれた」地域の話など、現代にも通ずるものがあったし、戦場の中ではAIよりも人間の方が使えるという設定なのも面白かった。

メニューを開く

みんなのコメント

メニューを開く

あと、喪中3年連続の身としては、作中に出てくる肉体は「物質」という話に祖父母の火葬時のことを思い出したり、生命倫理の話に脳幹破裂で亡くなった祖母のことを連想したりして、内容に共感するところが多かった。 あと、言語に関する話は、日常で深掘りされることが少ないので読んでいて楽しかった。

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ