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どれだけか経ったある日、姉が異変を報告した。おじさんはいつもブロック塀の後ろにいたのに、今日はブロック塀の前に出てたのだと。翌日は一歩前に、その翌日も一歩前に。日を追う毎に、近づいてきたのだ。今まで保っていた一定の距離を覆し、小さく確かな一歩で、玄関に向かって近づいてくる。

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at 湿ったチワワ@atransia

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おじさんとの距離が近づくにつれ姉は恐怖し、あと数日で家に入ってきてしまう!と主張した。上下緑色っぽい服を着ていて、変な帽子をかぶっている!と、その外見の特徴まで捉えることができる距離に近づいてきた。数日後には背後にいることだけがはっきりと分かる距離になった。

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