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早川書房さんから『関心領域』を頂いた。 amazon.co.jp/dp/4152103329 あの映画の「原作」という話だが、実はそう単純な話でもない。英国的知性によるナチ時代精神のプロファイリング文芸という感じで、ドイツ的な内面描写とは何かが異なる。 だがこのアプローチでしか得られない知的果実があるのも確か。 pic.twitter.com/UDK1rc6ABp
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しかし戦後型ドイツ人作家はある意味「脱ドイツ」的にナチの内面性を描こうと苦心してきた感があって、たとえば『朗読者』で評判となったベルンハルト・シュリンクなんか、実はこのマーティン・エイミスの境地とスタンスを(無自覚に)理想としていたんじゃないかなぁ、と読みながら思ってしまったり。 pic.twitter.com/rfURXVHulY