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漱石にパラノイア的な被害感が妄想に至りつく症候があったことは認めなればならない。だが押し寄せてくる迫害妄想に対して、意志の一撃としての癇癪で押し返そうとしているところに器質的な障害を超えようとする漱石がいる。それは漱石の創造の源泉から噴出するものだった。吉本隆明「漱石の巨きな旅」

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佐々木 眞@amadeusjapon

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