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版元さんよりご恵贈頂いた碧野 圭『書棚の番人』 (PHP文芸文庫) 読了。『書店員と二つの罪』改題。少年犯罪を起こした元少年の発行した手記を巡り揺れる書店の中で働く主人公は、かつて元少年と接点があり……。再読して思ったけれど、やはりわたしはこの本が好きである。

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谷津矢車(戯作者/小説家)@yatsuyaguruma

みんなのコメント

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娯楽小説は一定ラインの通俗性が求められるためにある種の希釈が行われるところに特徴がある(これは悪いわけではない)のだけど、時々、そうやって希釈されてもなお、著者さんの原液のように感じられる作品に出会うことがある。本作は(実態はどうあれ)そのように感じさせる作品なんですよね。

谷津矢車(戯作者/小説家)@yatsuyaguruma

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