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(続き) 『船弁慶』は上方の演目で、こみちは早口でまくしたてる猛妻お松の強烈なキャラをあくまで楽しく描き、巧みに江戸落語へと移行させている。 お松の亭主と熊さんのトボケた会話も良い。女を主役に変える演出とはまた別の、“女性演者だからこそ噺の本質を浮き彫りに出来る”逸品だ(続く)

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S亭 産経落語ガイド@sankeirakugo

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(続き) ズボラな生き方を確固たる屁理屈で偉そうに貫く主婦のクールな名言の数々が僕のツボに突き刺さる『匿名主婦只野人子』は僕が最も好きな和泉作品。 「とんだマリー・アントワネットだ」「買えなかった惣菜に未練を残すは女の恥」「それでも味噌を頼むんだよ」等々、フレーズの宝庫たる傑作!

S亭 産経落語ガイド@sankeirakugo

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