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北朝鮮の「見捨てられ」の懸念は、冷戦終結でより強まった。ソ連が1990年9月、中国が1992年8月に其々韓国と国交樹立に踏み切ったのである。韓国との国交樹立前に説明のため平壌を訪問したソ連外相に、北朝鮮が見せた反応は「見捨てられ」の懸念を反映したものだった。→

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どいっと@IcDoitanway

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会談した北朝鮮外相が「ソ連が韓国と国交を樹立するのならば、我々はもはや核兵器製造禁止の義務を負わなくなったと見做す」と述べたのである。韓国との国交樹立を裏切り行為だと捉え、ソ連が核抑止力を提供してくれないのならば独自核武装の道を進むとの宣言だった。P61

どいっと@IcDoitanway

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