ポスト
中でも2003年にCohen--Dimca--Orlikにより与えられた局所系に対する条件が強力なものでした(CDO条件と名付けました).この論文(worldscientific.com/doi/10.1142/S0…)では複素化実超平面配置の補集合に対しZ係数の局所系係数コホモロジー群を計算し,CDO条件のもとで,消滅定理の類似が成り立つことを示しました.
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複素化実超平面配置の補集合の局所系係数コホモロジーは実構造の情報(=chamberの隣接関係)を用いて計算できることが知られており,CDOの消滅定理も復元できることが知られています.また実構造を用いた計算方法の強みは,(双対定理,同型定理などを経由することなく)セル分割に基づく計算