【トリビア】 aletheiaは、ハイデガーは「覆いを取る」という語釈を強調しますが、lethe（忘却の川レーテー）に否定辞a-をつけたものでもあります。わたしの個人的なイメージでは、レーテーに流されて忘却され、その結果として隠匿され、非隠匿としてのaletheiaという語感も生まれるのではないか、と。

初視聴させていただきました。ハイデガーについて深く考察されてて大変勉強になりました。こういう形で哲学を語るというのも面白いなと思いました。

感想？ シュヴァルツバルト ＊ドイツ語で黒い森を意味するシュバルツヴァルトSchwarzwaldの名称は、密集して生えたモミの木が暗く（黒く）見えることに由来しています。 サクランボのケーキとリキュールで有名でしたよね。

終わり頃から入って田舎の部分が聞けなかったけど、社会中枢は目的合理化の極地であり、社会周辺こそが境界との前線であり、新しいものが創造される場なのかもしれません。周辺をしょうよう、ただよう所に発見があるかもしれません。

私が、哲学に想いを馳せている間に、なんというかお隣のカップルが盛り上がってる感じです…。これは、都会的なアレなのか、人間のピュシスなのか…

感想？意見？ p.130 アレマン·シュヴァーベン アレマン系シュヴァーベン人ドイツ南西部のライン川上流地域を原住地とするゲルマン人の部族連合。 カトリック信仰が多いから、ハイデガーは好意を寄せたのか否か

フッサールを裏切ったり人種差別したり女子学生に手を出すなどの下劣な面と、詩人のような綺麗な文章を書く文才、この二面性がハイデガーの持つ魅力なのだと思う。

わたしは本日、仲睦まじい知り合いカップルの横で聴いております。これはこれで都会らしくていいですが田舎に行きたい気分です。

「人間はこの大地に詩人的に住む」（ヘルダーリン） 「来たるべき思索は、もはや哲学ではない。なぜなら、来たるべき思索は、形而上学よりも、いっそう根源的に思索するからであり、また形而上学という名称は、哲学と等しいもののことを言っているからである。」（『「ヒューマニズム」について』）

牧人に対する批判的視点がレヴィナスにはありますが、この世界に溢れる言説はここで二分されるように見えます。