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閉じた系が外界と熱のやり取りを行い、かつその系が外界に対して何らかの仕事を行ったならば、その差分は系の内部エネルギー増減量と一致する――これが『熱力学第一法則』です ΔU = ∆Q - P∆V まあ早い話がエネルギー保存則が熱力学的にはこうなる、というだけの話なのですが

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照本稲美 a.k.a. 工業熱力学たん@ThermoDynam_tan

そんな訳で加えた熱量に対して出力の仕事が少なくなってしまった訳ですが、では残ったエネルギーはどこに行ったのか。外部に逃げた訳でもなく気体が化学反応した訳でもないのならば、そのエネルギーはそっくりそのまま気体自身の内部エネルギーの増減量と一致するんです

照本稲美 a.k.a. 工業熱力学たん@ThermoDynam_tan

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