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そこで,麻酔から覚醒する際のせん妄の影響の有無及び程度について検討すると,本件手術は術後せん妄の危険因子とされる乳房手術であったこと,本件手術に際し麻酔薬であるプロポフォールが通常より多量に投与されたこと,本件手術による侵襲に起因する疼痛を感じ,かつ,鎮痛剤の投与が通常より少量で
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あったことなどから,Aは麻酔から覚醒する際にせん妄に陥りやすい状態にあったこと,さらに,麻酔から覚醒する経過におけるAの動静等を併せ考えると,Aは,犯行があったとされる時間帯には,せん妄に陥っていた可能性が十分にあり,これに伴って幻覚を体験していた可能性も相応にある。