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篠原勝之の作品だったのだろうか(根津甚八は退団しており小林薫が若かった)。友人といえば、一回でいいから「マクビティチョコビスケット」(貧乏女子高生には高かった)を一箱全部食べたいよねと意気投合し、放課後の教室で何人かと黙々と食べた。土曜日の放課後にはスーパーで駄菓子を買って 5/n→

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映画の三本立て(当時は当たり前)をよく見た。ひとりでは密かに太宰治に萌え(後年、岸田秀『ものぐさ精神分析』を読み解脱)、小林秀雄と中原中也と長谷川泰子の三角関係に興奮した。そして締めくくり、卒業時の文集の巻頭言(詩)にこう書いた。 人生は川の流れに似ていると 誰が何時頃云ったのか 6/n→

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