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また、『愛の不時着』は恋愛に視点を移しても、「北朝鮮」という舞台を有効に使っています。#パク・チャヌク#別れる決心』を紹介した際にも述べましたが、近年はスマートフォンのような情報機器が身近になっており、「恋愛映画」が作りにくくなっています。

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スマホのおかげで、簡単に感情が伝わってしまい、他人との衝突やすれ違いといった、距離感の妙を描くことが難しくなっているからです。固定電話が男女のすれ違いを起こしていた #坂元裕二#東京ラブストーリー』(1991年)の時代とは違うわけです。

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