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虚子に聾青畝と詠われた阿波野青畝も人名俳句の名手でした。自由自在な詠みぶりです。 ルノアルの女に毛糸編ませたし モジリアニの女の顔の案山子かな 威銃大津皇子は天に在り 鑑真の目を玉虫の走りけり レーニンが横倒しされ三尺寝 恋猫の丹下左膳よ哭く勿れ 春空に虚子説法図描きけり

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ぬらりひょん@NurarihyonHig

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西東三鬼も独自の人名俳句を詠んでいます。 ハルポマルクス神の糞より生れたり 大辻司郎象の芸当みて笑ふ 厖大なる王氏の昼寝端午の日 陳氏来て家去れといふクリスマス 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す ワシコフて誰やねん、何で石榴に八つ当たりしとんねんと思ったら、既に三鬼の術中に嵌ってます。

ぬらりひょん@NurarihyonHig

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