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「きっとあなたの140字」 ルールは簡単、提示されたお題の文章を140字以内で書いてください! 参加方法はこのツイートにリプするだけ! 今週のお題は「ピエロ」です。 ※一人一作、6/18,20時〆でお願いします。 あなたの作品お待ちしてます! #VRC言ノ葉 #きっとあなたの140字
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笑わせるのも笑われるのも、ピエロにとっちゃ同じことさ。 後悔も憐憫もましてや真実なんていらないいらない。だって今彼らに必要なのは優しいピエロの嘘だもの。 だから君さえ笑ってくれたなら、このピエロの最後の大舞台はハッピーエンドの大団円! ……ごめんよ、君を騙せなかった僕が悪いんだ。
夜になると道化の仮面を被り僕はピエロになる。 あなたのお悩み笑って解決いたしましょう。 不安なんて吹っ飛んでしまうから。 朝日が昇る頃ピエロは街から消える。 そして誰にも知られないように日常に戻る。 ピエロが抱えた秘密は太陽が消してくれるよ。 さぁ、今宵も月下でお会いしましょう。
「まったくとんだピエロだよ」 「すまん」 「あんまりにもはっきりしないお前の背中を押すつもりで俺はスカイダイビングまでしたのにだ。なのにもう付き合ってて? しかも俺だけ知らないとか!」 「てっきり知ってるかと。でもそっちだってその時に出会った人といい感じなんだろ?」 「……まあ、な」
チープなメイクは無感情でつける絵文字の様 でもどこかモルヒネみたいな効能を感じる 良くも悪くもゲームじゃ特別扱いされるピエロ だからデパートの一階が賑わうのだろう 満たされなければ満たすまで 幸せとは、錯覚なのさ 真実が不幸と言ってるわけじゃない どうすれば笑えるかっていう話さ。
黄色と赤の服を着たピエロの像。 そして白いスーツを着たおじさんの像。 通りで見かけるのはよいが、お腹がすくのは何でだろう。腹の虫が鳴る。 そして私はそのままハンバーガーショップに入っていた。 「サムライマック、トリプル肉厚ビーフのセットで、飲み物はコーラで!」 翌日の体重計が、怖い。
ピンポーン 「この度は出張サーカス団をご利用いただきありがとうございます。まぁ、サーカス団と言っても僕一人なんですけどね。」 「では早速始めましょうか。最初はこの華麗なナイフ投げでお客さんのハートを射貫いてみせましょう!」 そう言って、男は口を三日月のようにしてにんまりと笑った。
ピエロには涙のメイクがあるらしい それを知ってるのは一握り 観客からすりゃクラウンは ぜんぶピエロになるらしい 「ピエロ」と呼ばれているけれど 自分じゃないようでもどかしい それでも君が呼んでくれるなら そうでもいいかなって 違和感の涙を流して「ピエロ」になった