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じりじりと接地したブーツのゴムが削れていく。 奥歯を噛みしめ、耐える。手を掲げることはやめない。 (大丈夫だ、遊莉よ) 和は心の中で笑ってみせる。 その目にひとつも不安はない。背中に遊莉を感じる限り力が湧くから。

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はくのうつる@イラストレーター@Uturu_Hakuno

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