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#自作小説の一節 アパートの二階から地面に投げ落とされたのは、進物用の折箱に入ったいくらの塩漬けだ。男が女のご機嫌伺いに持ってきたのだろう。ひしゃげた折箱から飛び出したいくらの粒は、大半が朱色の血飛沫をあげて無残な厨芥と化している。

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mana@黒髪眼鏡ライブラリ@campanula0612

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