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氏真天正十四五年(1586-87)の和詠。  帰雁 古郷に帰る友とや暁の夢をさそひて雁の行らん(4-10) 下は慶長八年(1603)ごろ。  帰雁 捨らるゝ花のうらミの面かけをつはさにそへて帰かりかね(6―560) もっと露骨に「花」光秀の桔梗が丹後に「帰雁」幽斎に捨てられたと言いたいようだ。

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側近=今川家陰の帝王 嵯峨良蒼樹@SagaraSouju

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