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もうひとつ。 身内だからこそ、虐待せずに介護できる自信がない。母に「もし将来、必要になったら施設に入ってほしい」と言ったことがある。それが正義だと思っていた。元気に国内を旅している母だから、そんな残酷なことを冗談混じりに言えてしまった。あの時、母はなんて返事したんだったかな。
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子どもの頃好きだった蒟蒻。まだ私がすきだと思って味噌汁のお椀にたくさん入れてくれる。スーパーで見かけたら必ず買ってくれる好物のささみの唐揚げ。 母の愛、祖母の愛。 今までしてもらったこと。わたしがしてきたことの反省と後悔。楽しかった記憶。 いろいろ思い出してたくさん涙が出た。
