別居後、いろいろな情報を集める中で、こうした不当な親子断絶が日本中で起こっている、ということをはじめて認識した。日本の離婚後単独親権が、このように子供にとっても、別居親にとっても、不当な不利益を生んできたのだ。

私は隔週での子供の宿泊付き交流を求めた。だが子供が混乱してしまう、という理由で、私との交流を制限している。私が夫婦関係改善に向けたアクションをとっている中、娘の住環境を一方的に無断で変更し、混乱をさせたのはどちらだろうか。

妻は別居後、頑なに子供と私の交流を制限した。上述の娘と私の関係性、娘と私の交流は娘にとって非常に有益であって、問題ないどころか、妻も私の育児について、信頼をしている、と認めていたということになる。

娘は特にスイートポテト作りにハマり、今年はほぼ毎週末、私と三輪車に乗ってさつまいもの買い物に行き、スイートポテト作りをしていた。一緒に作り、「おいしいね♪」と言い合い食べるスイートポテトが娘も私も大好きだった。

妻は心理カウンセラーの資格勉強をしており、月に2度ほど、週末に終日留守にし、子供を私に預けていた。そういう場合、私は娘と公園で遊んだり、お菓子作りをしたり、料理をしたり、楽しく過ごした。

だがその後、妻がカウンセリングに通ってくれた様子もなく、妻からの歩み寄りは一切なかった。そして突然、無断の別居を強行したのであった。 　DV、育児非協力、夫婦関係改善努力の欠如などと全く事実と異なる主張をし、子供を奪い、私との交流を遮絶した。

私はこの心理士からの助言を妻に共有し、妻にもこの心理士からカウンセリングを受け、話をしてみてほしいとお願いした。その当時妻は、「もちろん、いいよ！」と返事をしてくれた。別居の半年前ほどのことだった。

お互いの価値観を変える、というのは困難であるものの、相手の大切にしているものや価値観を理解し、お互いが譲り合う気持ちを持つことが大切だと助言を受けた。

加えて、妻と私が相互に自分と相手に対してを評価する性格診断エゴグラムを実施し、心理士からの助言を仰いだ。心理士によれば、お互いの性格の違いがそもそもあることは仕方がないものの、お互いがお互いへ対して感じているイメージがお互いが自分に対し評価しているものと乖離が大きい、とのことだ。

担当した心理士からすると、私に対する精神異常性は認められない、ということだった。妻が私の人間的異常性をよく現したものだとした一連のLINEやり取りを見せたところ、人として、などと尊厳を真っ向から否定する妻の言動の方が問題あり、と言った感想であった。