ポスト

「男はつらいよ 寅次郎と殿様」を観ていてふと、この映画の大きな要素は、寅次郎の半前近代的大衆のクリシェ(常套句)と、ヒロシの戦後左派的クリシェのぶつかり合いなんだと。どっちも賛美も批判もせず危ういバランスのなかでコメディとしてのエンタメ性を維持している点がこのシリーズの偉大さと

メニューを開く

福岡貴善@悠人書院@fukuoka_t

みんなのコメント

メニューを開く

日本共産党シンパの山田洋次監督は、当然、ヒロシを自分の分身に見立てている。だから主人公・寅次郎の悪しき男性性を容赦なく描く(実際、寅さんアンチは多い)。それでいてコメディとして成り立っているのは、渥美清という唯一無二の演者がいた事、作品世界を支配している大母神・さくらの存在。

福岡貴善@悠人書院@fukuoka_t

人気ポスト

もっと見る
Yahoo!リアルタイム検索アプリ