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サイン会でもないのに烏滸がましいよねって躊躇したけれど思うよりも先に体が反応してた 川上未映子さんのエッセイ『深く、しっかり息をして』 涙のやってくるところ、を追体験したみたいだった “その涙の本当のところは、きっと「愛読している本の著者に会えたからではない」と思うんだよね。
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つまり、読書というのは、どこまでも言葉と自分の心との何かしらの行き来であり運動で、彼女が思わず書き手を前にして泣いてしまうのは、そのご自身の日々の感受性の運動の、なんというか純粋な余波みたいなものなんじゃないかと思うのだ。