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Eテレ「ある野球人の死 門田博光」の白眉は、野村克也を終始「19番」と呼ぶ門田の肉声だ。野村の通称はプロアマ素人問わず「ノムさん」で、例外は広瀬叔功の「ノムやん」と門田の「19番」。たかが呼び名ではない。そこには、外面では窺い知れない濃密な関係性が投影されていると解するべきだろう。

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門田の軌跡を「高度経済成長とその挫折」に重ね合わせようとする構成には、正直、無理があった。そういう文脈はONや巨人のものであって、門田や80年代の南海は別の位相にいたと思う。80年代後半の門田は、そういう括りから明らかに突出した「異形」で、だからこそ強烈だった。

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