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作品解説は文庫化されたことのあるものを中心に『重右衛門の最後』「蒲団」「一兵卒」『生』『田舎教師』『東京の三十年』『近代の小説』『東京震災記』『東京の近郊一日の行楽』の 9作品のみ。「少女病」は採り上げないのな。『縁』『百夜』『時は過ぎゆく』等は70項目の事項解説でも触れられてるが。

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大西小生@Shousei_Oh

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事項解説は勉強になって、例えば泉鏡花の弟、泉斜汀(しゃてい)が登場する作品群を「印旛沼もの」と呼ぶとか知らなかった。花袋が影響受けた外国作家11名を俎上に乗せるのも新鮮な視点。花袋周辺の実証研究で知られる宇田川昭子先生とか花袋記念文学館の学芸員・阿部弥生さんも執筆してるのが嬉しい。

大西小生@Shousei_Oh

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