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# たそがれどきの 焼けた空から滴る かすかな雫へと触れる 強張り震えた指先に 逆剥けたあかぎれがあって 飲み水を探していた蜻蛉が 群れから一頭はぐれて 羽を休めに留まる 傷、一つ 誰にも知らせず 片隅で癒し一人待つ まもなく降り出しそうな 雨の夜

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まほろばしじみ@arsy_shijin

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