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小夜+さに2/4 「ううん、僕はいい。……。あの、主」 「?」  審神者は、小夜の顔を覗き込むように、表情を伺う。青色の瞳に、緊張を滲ませている。 「僕、……僕から、お願いがあるんだ」 「うん。どうしたの?」 「えっと……。こっちに身体を向けて、両腕を広げてほしい……」 「えっ。こう?」

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小夜+さに3/4  瞬間。審神者の両腕の間に、小夜は身体を入れる。彼女は椅子に腰掛けているため、普段の身長差が無くなり、自然と目線が合う状態だ。 「さ、」 「やっぱり……」 「?」 「主の近くに居ると、ほんの少し。負の感情が抑えられるんだ……」 (ああ、)  審神者は、小夜を抱き締める。

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