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「その子が言うには、帰るコールもしてくれそうだし、その時牛乳頼んでも二つ返事でちゃんと買ってきてくれそうだって。銘柄も指定無しで好みのものを買ってくるって」 「それってどうなんだ」 三井が分かりやすく顔を曇らせるので彩子が馬鹿ねぇと頬杖をつく。 「何もパシらせたいわけじゃないの。」
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彩子は人差し指を立てる。 「生活を共有できるか、って意味よ」 キャーキャー言いたい相手にはそんなこと望まないでしょ? そう言われれば頷くしかない。アイドルに夢中になったことはないが、アイドルに夢中になったものは皆「彼(彼女)がいてくれるだけでいい」と言う。存在が栄養源だとも。