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15日(土)は大阪市・山中能舞台へECOろうそく能へ。明治に作られた稀曲の能《楠露》を観るためでした。湊川の戦いに赴く直前、楠木正成が嫡子・正行と離別する「桜井の別れ」を能にしたもの。その背景には、明治時代から国家の英雄として作り上げられた"楠公崇拝"があります。ただ、実際に見て…（続） pic.twitter.com/L6lMdMUKzE
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（承前）政治色の強い能では、主義主張が冗長に続くことも少なくないのに、《楠露》は無駄な部分がほぼなく、すっきりとすることに、私は面白く拝見。同行できないことに不満を言う正行を、厳しく叱り付けつつも、乱暴さが全くない（拍子すら踏まない）威厳のある父・正成の姿は、山中雅志さんの快演。 pic.twitter.com/L28SXJOvZA
