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風鈴が冷ややかに鳴る縁側に座り、ぼんやりと蟻の行列を眺めた。 毎夜、池の中で笑い転げる私を親族や使用人ですら気味悪く思って、誰一人近寄ってこなくなった。 ねえ、私、蟻にバラバラにされて巣へと運ばれる日を待ち焦がれているのよ。 #自作小説の一節

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にしのむら@West_CandyHouse

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