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三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』読了。古い洋館の牧田家は、母鶴代と、刺繍作家の娘佐知、居候となった友人雪乃とその後輩多恵美が暮らしている。守衛小屋には祖父の代から山田がいて、老人となった今も「私がお二人をお守りせねば」と達者だ。読み進むにつれ風変わりな日常に惹かれてゆく #book

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アマレット@amaretto319

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それにしても、三浦しをんが描く世界はどれも登場人物が真剣で滑稽で、たまらなく愛おしい。浮世離れした鶴代も、刺繍に没頭する佐知も、特徴がない容姿が特徴の雪乃も、男を見る目がない多恵美も高倉健になりきれない山田も。不器用な自分を持て余しつつ、どこか憎めないで受け入れている様も。

アマレット@amaretto319

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