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耳元で呼ばれた私の名前に、私の涙腺は刺激される。低くて、柔らかくて、甘いオミくんの声に呼ばれると、私のありきたりな名前が世界一素敵なものに聞こえてしまう。「何でも言って。すぐには叶えられないものもあるかもしれないけど、必ず叶えてやる」→

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「私、そんなに待ってたらおばあちゃんになっちゃうかもよ」「別にいいだろ。一生隣にいるんだから、待ってろ」プロポーズみたいじゃん、と私が照れ隠しで笑えば、「そのつもりで言ってる」と真顔で返され、私は結局彼に白旗を挙げなければいけないのだ。この先もずっと。

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