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果物生存if 蜜柑が寝たきりになってしまったので、一人で仕事を続ける檸檬。向かいの家に住む浪人生が本好きだと知り、檸檬は頼み事をする。「蜜柑のために、本を読んでやってくれないか」蜜柑は突然の訪問者を拒絶する。何度追い返してもまた来る青年が、本を朗読し始めても寝た振りをして、
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聞く耳を持たない。それでも、青年は毎日やって来る。なぜなら、蜜柑に一目惚れしてしまったから。とうとう根負けした蜜柑が、ある日ポツリと漏らす。「檸檬と違って、ちゃんと句読点で息つぎするし、読み間違えもない。お前の朗読は聴きやすい」青年は蜜柑の役に立てていることを喜ぶ。