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読んだ。 刮目してみよ、これぞ青山文平だ! もとは短編『江戸染まぬ』である。 評判の良かった短編を冒頭に持ってきて、続く話を仕立て上げてきた作品。 いやあ、良かった!! #青山文平 #底惚れ tokuma.jp/book/b646322.h…
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正直のところ、最初はテンポが合わなかった。 流石の青山文平といえど、完成した短編を仕立て直すのは難しいのかと思った。 それがだ。 物語が後半に入り、主人公の背中に心棒がピシッと入ったところで一気に躍動感が増す。 前半のローテンポも、後半のテンポアップに向けた助走とみれば納得しうる。