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何とか定時まで耐えて、お店に向かうと、すでに何組かの先客が入っていた。 寝ぐせみたいに尖っている黒髪が著しく目立つ。 最悪、そういえばここクロ職場の最寄りじゃん…。 幸い向こうは盛り上がってるところみたいで、こっちに気づいてない。

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同期に隠れて席まで付くと、ちょうど壁が遮って彼の姿が見えなくなった。 ほっとしたのと同時に、胸が締め付けられるような感じもした。 しびれるような、ちょっとした嬉しさがあった。 こんな未練たらたらの自分が嫌だ。 お酒が強い方だけど、今日は調子が悪いのもあって、酔いの回りが早かった。

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