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オーターが風呂からあがると、ワースは寝室にいた。布団で寝転がって、オーターを待っていたようだった。 「お待たせしました」 「こっち来い」 言われるがまま、オーターはワースの横に転がった。するといつものように、ワースはオーターの胸元に顔を寄せた。 「ん、いい匂い」
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風呂で綺麗さっぱり。寝巻きに着替えたオーターは、ワースのお気に召したらしい。よかった。 「…怒ってごめん」 「いや、私が油断したのが悪い」 ワースは、すごく怒っていた。理由は一つ。オーターがきつい香水の匂いを纏わせて帰ってきたからだ。 ワースは柔軟剤の匂いを好む。し、拘りがあった。