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ファスビンダーというつもりはないけれど東京・赤羽にベルリンを見ていた。それとコロナ禍の只中を記録する側面を持っていた香港映画『星くずの片隅で』以来の公園の立入禁止 (再現)。ローカルであるが故に国境を越えていけるかの。撮影:浦田秀穂 (『PLAN 75』)

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誤解を恐れずにいえば『あんのこと』はテレビ画面の連鎖に2019年を視認できて以降の日付、音…(危うくも) 巧妙で何より自覚的なメロドラマに見える (批判もあるはず)。脆弱な日本映画はコロナ禍をどう位置付け (または忘れ) るのか、矮小化の恐れから触れない選択もある中でなかったことにはしないと。

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