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読了まで時間がかかった。今年1月末に現職場を退職してから、しばらく本が読めなくなり、それも時間がかかった理由である。 シモーヌ・ヴェイユはフランスの思想家で、2つの世界大戦が起きた激動の時代を生きた。残念なことに、第二次世界大戦中に若くして亡くなっている。本書解説によると、→
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トロツキーと交流があり、ソビエトの社会主義思想に直に接することができたらしい。またナチスの台頭で全体主義化が進むドイツの視察にも行っている。 本書は労働者の立場から自由と抑圧について思考した本であるが、ヴェイユはまず社会主義思想を批判する。その矛先は科学的社会主義を唱えた→