ポスト
何もできないまま終わった。おそらく、例え何かができたとしても半年引き延ばすのがせいぜいだったかもしれない。けれど、予見できたのに大丈夫だとたかをくくってスルーしたあの時の自分を許したくない…そんな気持ち。 才能あるものの未来を奪うこと。見れたはずのものがなかったことになること。
メニューを開くみんなのコメント
メニューを開く
それが歯痒かった。生前に直接会えたわけでもなくこちらは顔すら明かさなかった程度の関わりだったけれど、そんなことを些細なことに思わせるだけの力があった人だった。 近所の元気の良いお子さん。仲の良い親戚。自分としては最低限それくらいの心の距離には既にいた。 とても惜しいことをした。